株式会社KAGO食スポーツ

     
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作る・食べる・考える・調べる・理解する 体験型クリニック

2019.6.2

宮崎未来STARS☆PROJECT

 

【選手達のパフォーマンスUPに繋がる本物クリニック】として、フィットネスクラブTFC主催で開催されました。

 

第1回目の今回は、

 ラグビークリニック&アスリート食セミナー

 

 

 

KAGO食スポーツで担当したのは、

 

 ・(保護者向け)アスリート食調理セミナー

 ・(選手向け)簡易貧血チェック&食セミナー

 

です。

 

 

その他にも、(選手向け)(指導者向け)にもそれぞれコーチングのセミナークリニックが行われて、

 

作る(実践)・食べる(体感)・考える(学び)・調べる(気づき)・理解する(納得)

 

選手・指導者・保護者の三者がそれぞれに充実の内容のクリニックでした。

 

 

成長期に食べてほしい、栄養満点ごはんの調理セミナー

 

中学ラグビー選手の保護者向けの調理セミナーということで、

 

「成長期に食べてほしい栄養が摂れる」メニューを考えました!

 

 

参加者は、炊き出しに慣れている保護者から普段は料理をしない女子マネージャー、地元の学校栄養教諭さん。

 

クリニック参加者全員分(60名分)の昼食を調理ということもあり、実質は炊き出しのようでした。(笑)

 

 

今回調理講座のメニューポイントは、

 

・成長期に欠かせない栄養素

 「鉄」「カルシウム」がとれる

 

・エネルギーUPのコツ

エネルギー源である糖質を増やす工夫

 

・メニュー構成のポイント

バランスよく食べよう

 

 

 

成長期にはぜひとってほしい「鉄」

鉄と言えば「レバー」が吸収率も高く、含まれている鉄の量も多いので優秀食材なのですが、下処理が面倒で、臭みや食感が嫌いという子どもたちも多いため手を出しにくい。という声は保護者からよく伺います。

 

そこで、下処理の仕方料理への使い方をレクチャーしました。

 

マネージャーさんにももちろん、下処理作業をしてもらいました!

 

初めてと言いつつ、丁寧に作業をしてくれました。

この丁寧さが臭みを消すコツです!

 

その他、

 

・カルシウムアップ食材

 

・エネルギーUPには糖質の多い食品をいろんな料理で使用すること

 

・彩りを意識すること

 

・食べるタイミングや疲労具合で調理法を工夫すること

 

など、ポイントを伝えながら、作業は役割分担して調理開始!

 

 

 

無事に時間通りに仕上げることができました☆

 

 

メニューはズバリ、

 

・レバー入り肉味噌の冷やしスタミナ麺

 

・梅としらすとかつおのおにぎり

 

・青菜のゴマポン和え

 

・ツナと人参のハニーマスタードソテー

 

・じゃがいもポタージュ

 

 

クリニック後のお腹を空かせた子どもたちが食べるかどうか・・・

 

 

 

考えて食べる、食べて考える、アスリート食昼食会

 

保護者とマネージャーが愛情いっぱいに作った料理は選手たちの手ですばやく配膳。

天気があいにくの雨でしたが、調理室の外に貼ったテントに全員着席!

 

目の前を仲間と一緒に食べる!ということも重要な部分ですが、今回は食べながら学ぶ昼食会です。

 

 

まずは、成長するために大事な食事の基本を説明して、今日のメニューをチェック!

 

 

「何が食材で使われているかな?」をお題に出してから、みんなでいただきます🙏

 

 

食べている様子はいろんなことが見えるもので、

 

例えば、

食べる順番、黙々と食べる、ゆっくり味わう、口ばかりで箸が進まない、

 

など、選手個々に違いがありました👀

 

 

 

だいたい食べ終わったところで、お題の答え合わせです。

 

みんな率先して答えてくれてとても楽しい雰囲気でした!

 

 

ちなみに気になるレバーの感想ですが…

 

答え合わせとともにポイントを説明しながら「実はレバー入りだよ」と伝えた瞬間。

 

「えー!普通に他美味しいと思って食べてたのに、レバー入りってわかったらダメだー!」

 

と、面白い回答も。

 

知らなければ気が付かない=食べられる

 

これは、保護者もダマし甲斐がありそうですね!?

 

 

保護者も遅れて食べながら、感想やどんな工夫ができるかを話すなど、今後につながる決起会にもなりました

 

 

 

ラグビー選手が!?疑いながら貧血チェック

 

午後からは、針を刺さずにヘモグロビンが測れる機器で貧血チェック。

 

午前中から注射をされると思い「いやだ―」と嘆く選手もいれば、「男子中学生・ラグビー選手に貧血があるの!?」と半信半疑な保護者もいる中、各自測定。

 

結果は・・・

 2/3がアスリートとしては低いという結果に!

 

 

その後のセミナーでは、各自の問診をもとに食事得点のチェックをしたり、症状をチェックしたりとする中で、

 

 

「ひょっとしたら貧血かも・・・」

 

「この食事では全然足りない・・・」

 

「これから身長が伸びる・筋力アップをするためには足りないかも・・・」

 

「なんで○○君はそんな点数高いの!?」

 

など、自分への関心がわいたり、ラグビー選手として食事の重要性に気づいたり、他の選手と比較したり、と、とてもよい刺激となっていました。

 

 

 

 

クリニックはきっかけづくり

 

1日を通して、参加者は頭もお腹もいっぱい😋!?

 

あとはいかに今後の実践に活かしていけるかどうか。

 

 

今日から取り組んでみれているかどうか!?

 

 

つまり、大事なことは「行動に起こす!」ことす。

 

 

選手は、保護者の協力に対して感謝を忘れずに

 

親子でコツコツと、クリニックの学びを実践で積み上げてほしいです😊

 

 

 

 

どんな食事を摂っていけばいいの?にはアスリート健診

 

少し空き時間があったので、保護者と座談会をしました。

 

どんな食事が必要か、選手の身体の状態はどうか、症状や食事摂取の状況はどうか。

 

この具体的な評価や対策は血液検査をすることでわかります。

 

そこには、アスリート健診キットの活用を勧めまてみたたところ、その場で実施が決定!

 

選手の採血を実施して、検査に出しました。

 

 

 

結果が出たら、これからラグビー選手として、成長期アスリートとして、成長するための対策を計画立てましょう!

 

アスリート健診についてはこちらをご参照下さい。

 

 

 

【選手達のパフォーマンスUPに繋がる本物クリニック】

 

・選手自らパフォーマンスアップするために実践する事

 

・選手を支える保護者が、万全の成長をするために食事の知識や実践法を学び、選手の育成環境を作ること

 

・選手を指導する指導者が、選手のパフォーマンスアップに必要なコーチングについて実践者から学び指導に反映させること

 

すべてが合わさって選手のパフォーマンスアップに繋ります。

 

 

そのきっかけとなるセミナーであったのではと思います。

 

 

 

第1回目となる今回のクリニックに、身体の土台を作る「食」を盛り込んでいただき、さらに「とてもよかった!」という声を参加者や指導者からもいただき、うれしく思います。

 

これからの選手の活躍に期待しています!

 

 

最後に、調理セミナーに参加した皆さんとの写真。

やり切った笑顔がいいですね☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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