2020.07.30
コロナの影響により、今年の春以降オンラインセミナーが主流になり、移動なしでのセミナー参加が日常になりつつあります。
世界的なカンファレンスもオンラインで受講可能となり、世界的に著名な専門家の方々のお話を自宅で受講できることがとてもありがたく、これを機にこの流れは続けてほしいなと願っている今日この頃です。
その一方で、世界の状況を知ると「世界と日本との差」も明確に感じます。
例えば、
・栄養士の「価値」が違う
・選手への取り組みや助言が全て「エビデンスベース」である事
私なりに分析すると、
エビデンスベースである事が栄養士の質向上につながり、だから栄養士の価値が高いのではないか。
栄養士に限らず、スポーツ現場は「経験値」で話をされる場が多い印象です。
もちろん、特にトップアスリートや特殊な競技等の場合だと、エビデンスそのものがないということもあるでしょう。
ただ、
とも言えます。
これまで学生時代でも、社会人になっても「文献の読み方」なんて習ってこなかったですよね??
だからハードルを高く感じるのかもしれません。
そこで、今回のセミナーでは、
そんなテーマで開催します。
★栄養士さんはもちろん、学生さんや栄養以外の専門家の方も必見です!!
「○○さんが言っていた!から正しい」、とも言い切れない
「経験則が間違ってる!」、とも言い切れない
今回のセミナー受講で、
「へ~そうなんだ~」と関心を持ち、
「その情報源を知りたいな~」とワクワクする気持ちで
文献を読むことに取り組んでいけるのでは!?と思います。
是非多くの方の参加をお待ちしています!
月岡 美由紀氏
管理栄養士/IOC Diploma in Sports Nutrition取得
Facebookグループ「スポーツ栄養士の図書館」主宰
① 8月11日(火)20:00~21:00
② 8月16日(日)13:30~14:30
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<講師紹介>
高校時代に野球好きが高じて栄養士を志し、2008年に栄養士免許取得後、スポーツチーム寮、保育所での実務経験を経て、2011年に管理栄養士免許を取得。ボランティアでスポーツ栄養活動を行いながら、病院・保健センター等で栄養指導・栄養教育の経験を積む。
スポーツ栄養を本格的に学べる場所を探す中、国際オリンピック委員会のスポーツ栄養コースの存在を知り、まずは英語力を鍛えに、2015年から一年間オーストラリアへ。帰国後、2017年に念願の国際オリンピック委員会のスポーツ栄養コース受講を開始。日進月歩するスポーツ栄養の研究に基づいたスポーツ栄養の基礎・実践と、この勉強に終わりはなく、スポーツ栄養に関わる限り、文献を探して読み続けることの必要性を学ぶ。二年間のオンラインコースを無事に終了し、2019年4月にIOC Diploma in Sports Nutrition取得。勉強したことを世の中へ生かすため、5月より「スポーツ栄養相談所 コモコメ」に着手する。
これまでに、野球、ボート、競艇、水泳など幅広いアスリートをサポート。
国際的なスポーツ栄養コースで勉強したことを生かし、日本のスポーツ栄養にもっと最新のエビデンスが広がるよう、Facebookグループ「スポーツ栄養士の図書館」を運営中。