「運動やスポーツを行うために必要な物質(栄養素)を身体活動の状況に応じてタイミングや量を考えて摂取し、これを身体の中で利用すること」です。
「運動やスポーツによって身体活動量の多い人に対して必要な栄養学的理論・知識・スキルを体系化したもの」です。
具体的には、身体活動が増えることでおこる身体の中の変化に対して栄養学の観点からエビデンス(研究などにより証明されている科学的根拠)に基づいてエネルギーや栄養素の必要量・食事内容・摂取タイミング・消化吸収などについてまとめたものです。
「運動やスポーツによって身体活動量が多い人に対し、スポーツ栄養学を活用し、栄養補給や食生活など食に関わる全てにおいてマネジメント(管理)すること」をいいます。
スポーツ栄養学の理論・知識・スキルを活用するために必要になるのがスポーツ栄養マネジメントです。
対象は、競技選手から体育授業が必須の小中高生、健康づくりに運動に取り組む一般方など、子供から高齢者まで運動やスポーツによって身体活動量が増えたすべての方です。
【目的】
大きく3つに大別される目的でマネジメントを実施します。
出典)鈴木志保子(2011)『健康づくりと競技力向上のためのスポーツ栄養マネジメント』