2022.02.09
コロナの感染拡大が続いており、自宅待機や学級閉鎖によって食事にも影響が出ていると伺っています。
小中学生にとっては、1日の中で給食が大事な1食分であると考えると、それがなくなることの保護者の負担は大きいものかと思います。
給食がある日とない日の栄養摂取量を調べた報告によると、小学生&中学生ともに傾向として
●カルシウム、鉄の不足
●脂質、食塩の過剰
があります。
先日、サポートしている高校生の食事を栄養分析してみると同じような傾向がみられました。
この状況は、小学生~高校生までの成長期に限らず、実は大人でも同じ傾向があります。
つまり、
日々の家庭での食生活が重要ということ!
子どもの栄養は家族の栄養。
お子さんのための栄養を満たすためにも、家庭の食事を振り返ってみましょう。
そこで、今月は不足する栄養を少しでも多くとるためのポイントをご紹介したいと思います。
まずは
一番吸収率が高い〇
・牛乳1杯 約200㎎
・ヨーグルト1杯 約120㎎
・チーズ20g 120㎎
★そのまま食べれるので子どもでもとりやすい✨
冷蔵庫にストックしておき、1日2~3回はとるようにしましょう!
・納豆1P 36㎎
・豆腐100g 120㎎
・厚揚50g 120㎎
★そのまま、または味噌汁にいれる等、とりやすい
・しらす/大さじ1 52㎎
・さくらえび/小さじ1 142㎎
・にぼし/5g 110㎎
★そのまま、おにぎりや炒飯の具として使うと補食にも◎
どれも食べやすく使いやすい食材です。
そして、たんぱく質もとれます!
成長期は多いときは【1000㎎】が目標となります。(12~14歳男子)
それだけ摂取するためには
“毎日とること”
そして毎日とるためには
”いつどこでとるかを決めること”
(例)
・朝は牛乳を飲む
・いつも持たせるおにぎりにシラスやサクラエビ混ぜる
・味噌汁にいつも豆腐を入れる
いつでも切らさずストックさせて、
毎日の食事にカルシウムをとりいれましょう!
LINEでは「9」のつく日に配信。