2025.06.19
蒸し暑い季節、
運動中の「足つり」や「こむら返り」に
悩まされる選手が増えてきます。
現場では「水分不足?」「ミネラル不足?」
といった対処がされがちですが、
実はその背後には、もっと複雑で
多面的な要因があることがわかってきました。
今回のメイン文献は、
運動誘発性筋痙攣(EAMC)に関するレビュー論文で、
1900年から2020年までの膨大な研究論文を批判的に評価し、
その病態生理・治療・予防に関するエビデンスを整理。
さらに、運動誘発性筋痙攣(EAMC)予防の鍵は
「個別性を重視した聞き取りと多面的で的を絞ったアプローチ」
であることが示されています。
栄養士やトレーナーは、
「どのような視点で」「どのように」選手にヒアリングを行い、
「何を食事・栄養面から提案すべきか」——
そのヒントが詰まった内容です。
特に夏場のトレーニングや大会シーズンに備えるこの時期、
現場で即役立つ視点を一緒にアップデートしませんか?
「足つり=水分不足・塩分不足」ではない!?
最新エビデンスをもとに、現場での観察力と提案力を高める60分。
夏のスポーツ現場に立つ栄養士、
またトレーナ等にもおすすめのテーマです。
皆様のご参加お待ちしております。
【こんな方におすすめ】
熱中症や足つりが増える夏場に備えたいスポーツ栄養士・トレーナー
運動中の筋痙攣に対して、エビデンスに基づいた対応を行いたい方
食事・補食の提案に、根拠と説得力を持たせたい方
ヒアリングスキルを高めたい方
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株式会社KAGO食スポーツ
九州産業大学 人間科学部 スポーツ健康科学科 准教授
管理栄養士/公認スポーツ栄養士・博士(体育学)
長島 未央子 氏
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
2,500円
① 7月16日(水)20:00~21:00
② 7月19日(土)14:00~15:00
※当日参加できない方は、録画視聴参加ができます(期間:1週間)
②にお申込みいただき、備考欄へ「録画視聴希望」とご記入ください。
ご案内は第2回終了後、準備でき次第お申込時のメールアドレスへご連絡いたします。
※お申し込みは「Peatix」サイトからになります。
初めてPeatixを利用する方はこちらをご確認ください。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34185846/
(運動誘発性筋痙攣の原因、治療、また予防に関するエビデンスに基づいた検証)
※当日講演における資料の一つとなります。予習の上ご参加いただきますとより深い学びになるかと思いますので、ぜひご参照ください。
★本セミナーの特徴について
本セミナーはエビデンスを学ぶ、基本的に専門家向けのセミナーとなっています。
よりよい学びにしていただくために、お申込並びにご参加の前にはこちらをご確認ください。
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<講師紹介>
栄養士養成校を出て、実務経験の後に鹿屋体育大学に編入学。その後、大学院修士課程、博士後期課程を経て2021年度まで鹿屋体育大学体育学部の講師を務める。
在籍中、2014年には鹿児島県鹿屋市に産学官連携プロジェクトで誕生した「鹿屋アスリート食堂」の発起人としてメニュー監修、また監修書籍を出版するなど、鹿児島のスポーツ×栄養の火種役として活動を行ってきた。
2016年にKAGO食スポーツを起業し、現在は、研究畑から現場へ、理論と実践のギャップをうめること、情報をアップデートすることを重視しながら、ジュニア~日本代表クラスの選手まで栄養サポートや事業開発に取り組んでいる。