2023.11.06
自転車トラック競技をサポートする機会はそれほど多くないかもしれませんが、競技特性として高強度運動を繰り返し行う必要があるため、パワー系競技のサポートに活かせることも多そうです。
自転車競技には様々な種目があります。
ロードやタイムトライアルの栄養戦略については多くの研究が行われておりますが、今回テーマとして取り上げるトラック種目についてはまだ研究が十分になされていません。
トラック種目の栄養戦略は、レースの種類や時間、行われる時刻、環境そして何より選手個々の適応を考慮する必要があります。
今回のセミナーのメイン文献は、トラック種目のリカバリー、特に夜遅く行われるレースへの対応について書かれた数少ない貴重なものであり、それらの内容に加えて、スプリンターに対する栄養の文献や、私が実際に選手をサポートしている現場で得られた知見を紹介いただきます。
[セミナー概要]
・自転車競技トラック種目の競技特性
・競技特性とレーススケジュールによる栄養摂取戦略
・選手の身体的特徴と身体づくりのためのトレーニング・栄養
・未だ研究されていない、今後やるべき課題
参考資料の少ない競技のサポートをする際に、各競技の特徴や課題に対してどのようにガイドラインや研究を解釈して応用していくか。という点でも学びのある内容です。
自転車競技に関わる方はもちろん、高強度持久系のパワー系競技に関わる方、また
【講師】
管理栄養士/公認スポーツ栄養士
河村 美樹 氏
【対象】
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
【開催方法】
オンライン(ZOOMを使用します)
【参加費】
2,500円
【日程】
① 11月10日(金)20:00~21:00
② 11月12日(日)14:00~15:00
※当日参加できない方は、録画視聴参加ができます(期間:1週間)
②にお申込みいただき、備考欄へ「録画視聴希望」とご記入ください。
※お申し込みは「Peatix」サイトからになります。
初めてPeatixを利用する方はこちらをご確認ください。
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<講師紹介>
HPCJC(日本自転車競技連盟)スポーツ栄養士
名古屋グランパス 管理栄養士
愛知医科大学学際的痛みセンター 非常勤講師
至学館大学健康科学部体育科学科 非常勤講師
【略歴】静岡県島田市出身。
2005年 中京女子大学(現・至学館大学)健康科学部栄養科学科卒業。
病院勤務を経て、アスレティックトレーナーの会社である「メディカルスポーツマイスター(静岡県)」に在籍しジュニア選手を中心に栄養サポートを行う傍ら、2012年2月より名古屋グランパス管理栄養士として、選手への個人アドバイス、献立調整などを行なった。2014年2月より2019年までは名古屋グランパス専属、2020年は7月まで後任栄養士への引継ぎのためアドバイザーとして関わった。
2020年2月より伊豆市に拠点を置くHPCJC(自転車競技トラック種目専門のハイパフォーマンスセンター)でスポーツ栄養士として日本自転車競技連盟強化指定選手のサポートをしている。現在は愛知医科大学と至学館大学の非常勤講師、昨年12月から非常勤で名古屋グランパスの管理栄養士も務めている。
【主な帯同・関連チーム歴】
・東京オリンピック自転車競技トラック種目日本代表チーム
・北京オリンピック柔道・レスリング代表選手(現地にて食事提供)
・Jリーグ名古屋グランパス
・静岡県サッカー選抜チーム(U-10~18、成年男子・女子)
・藤枝東高校サッカー部など静岡県内高校サッカー部多数
・筑波大学蹴球部
・静岡県代表選手ゴルフ・自転車競技・アルペンスキー
・静岡産業大学 非常勤講師
・至学館大学 非常勤講師 等
【書籍・メディア活動等】
・「勝てる子どもの元気ごはん」主婦の友社・共著
・「家庭でできる!勝つためのスポーツ「食」」株式会社マイナビ
・サカママオンラインフェスタ 第2~第4回 講師
・KUMON 子どもの食育について 記事監修
・テレビ東京「FOOT×BRAIN」出演
・NHK「おはよう東海」「あさイチ」出演
・東海テレビ「スーパーニュース」出演
・「北京オリンピックでの食事提供報告」中京女子大学健康科学研究所年報
・雑誌「Number」牛乳についてのコラム インタビュー掲載
・フリーペーパー「aispo!」2018.12 グランパスの食事について
・ベネッセ「高校生3分ニュース」
・日経ウーマンオンライン掲載
・月刊「Gran」レシピ掲載 等