2024.10.09
柔道、レスリング、ボクシング、総合格闘技、
ウエイトリフティング、ボート競技
などで採用されている体重別階級制度は
異なる体格の選手が競技する際の
公平性や安全性を確保するために導入されています。
しかし、多くの選手が通常より軽い階級にエントリーし
計量前に大幅な減量(特に水抜き)を行い
計量後に急速に体重を戻すことで
対戦相手に対して優位に立とうとしています。
急激な減量や増量は事故につながるケースもあり
各競技団体もルール変更などで対応を試みていますが
課題は多く残されています。
また、階級制競技の減量は
試合直前の急速な方法に注目されがちですが、
選手の健康やパフォーマンスを守るためには
長期的で計画的な減量・増量が不可欠です。
階級制競技において、より安全で効果的な
体重管理を実現するためには、何を理解し、
どのようなサポートを行うべきか?
今回のセミナーでは、
階級制競技の栄養サポートのあり方について
現場でのサポート経験豊富な講師・柴崎氏が
現場での事例を交えながら、文献をもとにご紹介くださいます。
階級制競技に関わる方は必見!
栄養士・管理栄養士だけでなく、
トレーナーや指導者、選手の方のご参加もお待ちしております。
【タイトル】
柴崎 真木 氏
管理栄養士、健康運動指導士、健康科学修士、経営学修士(MBA)
【対象】
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
オンライン(ZOOMを使用します)
2,500円
① 11月14日(木)20:00~21:00
② 11月17日(日)14:00~15:00
※当日参加できない方は、録画視聴参加ができます(期間:1週間)
②にお申込みいただき、備考欄へ「録画視聴希望」とご記入ください。
ご案内は第2回終了後、準備でき次第お申込時のメールアドレスへご連絡いたします。
※お申し込みは「Peatix」サイトからになります。
初めてPeatixを利用する方はこちらをご確認ください。
★本セミナーの特徴について
本セミナーはエビデンスを学ぶ、基本的に専門家向けのセミナーとなっています。
よりよい学びにしていただくために、お申込並びにご参加の前にはこちらをご確認ください。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33790193/
(アメリカスポーツ医学会:体重階級制競技における減量に関する専門家合意声明)
※当日講演における資料の一つとなります。予習の上ご参加いただきますとより深い学びになるかと思いますので、ぜひご参照ください。
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<講師紹介>
アトランタ五輪を目指す競泳選手に食事のアドバイスを行ったことをきっかけに、スポーツ栄養士の道を目指す。
スイミングスクール、フィットネスクラブで一般の方の運動・栄養指導を経て、実業団陸上部、トライアスロン、スピードスケート、サッカーJリーグジュニアユース、大学ラグビー部、高校野球部などジュニアからトップアスリートの栄養サポートに関わる。
文部科学省委託事業スタッフとしてロンドン五輪男子柔道、競泳日本代表チームの栄養サポートを担当。
現在はフリーランスでアスリートの栄養サポートを中心に、執筆、レシピ作成、セミナー講師など幅広く活動している。