2024.09.04
気候変動の影響による連日の酷暑が身近になり
スポーツ活動も例外なく暑さの影響を受けて
各現場においても対策をされていることと思います。
スポーツ栄養士のみなさんは
冷たい飲み物など内部から体を冷やす戦略で
暑熱対策に貢献されていると思いますが、
栄養面以外での対策や、予防していても
実際に熱中症が発生してしまったときの対処など、
医療スタッフの1人としてより協力できる部分もあるかもしれません。
今回のメイン文献は2021年に開催された
東京オリンピック・パラリンピックでの教訓をまとめ、
将来の夏季スポーツ大会にむけた提言という形で
講師の細川先生を含む専門家グループによって執筆されたものです。
今年の夏の暑熱対策の振り返りと
来年度へ向けた準備の手立てに、
エビデンスをもとに学びましょう!
研究者であり、執筆されている先生から
直接お話をいただける貴重なセミナーです。
栄養士・スポーツ栄養士さんはもちろん
スポーツの指導や支援に関わる機会のある方、
またアスリートのご参加もお待ちしております!
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1労作性熱中症とは?
2暑熱対策について
・競技会主催者の観点から
・アスリートの観点から
・チームスタッフの観点から
3暑熱環境のリスク評価方法について
早稲田大学
スポーツ科学学術院 准教授
細川 由梨 氏
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
オンライン(ZOOMを使用します)
2,500円
① 9月12日(木)20:00~21:00
② 9月15日(日)14:00~15:00
※当日参加できない方は、録画視聴参加ができます(期間:1週間)
②にお申込みいただき、備考欄へ「録画視聴希望」とご記入ください。
※お申し込みは「Peatix」サイトからになります。
初めてPeatixを利用する方はこちらをご確認ください。
★本セミナーの特徴について
本セミナーはエビデンスを学ぶ、基本的に専門家向けのセミナーとなっています。
よりよい学びにしていただくために、お申込並びにご参加の前にはこちらをご確認ください。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36150754/
(暑熱環境下でのスポーツ競技のための推奨事項と規定に関するIOC合意声明)
※当日講演における資料の一つとなります。予習の上ご参加いただきますとより深い学びになるかと思いますので、ぜひご参照ください。
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2011年早稲田大学スポーツ科学部医科卒業後、渡米。
2013年アーカンソー大学アスレティックトレーニング大学院修士(MAT)課程修了後、米国公認アスレティックトレーナー(ATC)取得。
労作性熱射病の世界的研究者でありATCのDr. Douglas Casaのライフワークである、労作性熱射病による死者をゼロにする、に感銘を受け、Dr. Casaの研究室(コネチカット大学大学院キネシオロジー研究科運動生理学専攻)で2016年に博士課程修了。
主な研究領域は暑熱環境下における運動生理学および熱射病の病因学で、生気象学や公衆衛生学との共同研究を通してエビデンスに基づいた熱中症予防の普及活動を進めている。