2024.03.15
第30回鹿児島スポーツ医学研究会にてスポーツ貧血に対する栄養指導について講演させていただきました。
ドクターや健康運動指導士等による学術会で、講演の前には一般演題による発表もありました。
今回ご依頼いただいたテーマが
ということで、これまでの活動(アスリート健診等)やサポートの中であった貧血事例や、論文なども参照しながらお話させていただきました。
貧血の原因として一番に浮かぶのは「鉄欠乏」ですが
それ以外の栄養素の不足が原因の場合もありますし、
栄養だけでは改善しないこともあります。
それらを解決するためには、「鉄欠乏」という単一の原因だけではなく
トレーニングや環境から影響を受けることもあるため
現場での多職種連携の必要性や、その中で
栄養改善においてはぜひスポーツ栄養士に頼ってほしい!
ということもお伝えしました。
スポーツの現場で栄養士と連携する機会は多くないということでしたので、
今後情報交換や連携できる体制も作っていけたらいいなと思います。
参加者には普段からお世話になっている先生方も参加されていて、大変恐縮でしたが
栄養指導に関して共有する機会もなかなかないため大変貴重な機会となりました。
座長を担当くださり、県スポーツ協会のスポーツ医・科学委員でもお世話になっている
鹿児島大学・前田先生をはじめ、鹿児島県医師会さま、ありがとうございました。
(追伸)
別講演であった日本卓球協会理事・宮崎さんのお話は、
日本卓球が世界で戦えるレベルまで押し上げられた人材育成に関するお話で、
栄養士として選手や育成に関わる上でも大変興味深いお話で勉強になりました!