2022.11.07
スポーツにおける相対的エネルギー不足「RED-S」をご存知ですか?
相対的エネルギー不足によって、
[月経機能や骨の健康、免疫、代謝、心血管系、成長・発達など]
健康とパフォーマンスに様々な悪影響を及ぼすとして、
2014年に国際オリンピック委員会 (IOC) より提言されました。
このRED-Sの改善には、利用可能エネルギー(EA)を増加することが推奨されています。
では、どの程度増加させると良いのでしょう。
エネルギー摂取量(EI)を増加するのか?
運動によるエネルギー消費量(EEE)を下げるのか?
さらに、エネルギー摂取のタイミングや頻度を考慮する必要があることも示唆されています。
それは、24時間利用可能エネルギー(EA)が同程度のアスリートでも、1日の中でエネルギー不足の時間帯が長くあることで安静時代謝が抑制されることがあるためです。
また、女性アスリートでは女性アスリートの三主徴(FAT)に陥り、無月経のアスリートも少なくありません。
そこからの改善には、過去どのように利用可能エネルギー(EA)を増加させ月経を再来することができたのか。という症例もご紹介いただきます。
RED-Sと診断されたアスリートに対する栄養・食事からのアプローチを一緒に学んでいきましょう!
管理栄養士
江原 直美 氏
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
オンライン(ZOOMを使用します)
2,500円
① 11月17日(木)20:00~21:00
② 11月20日(日)14:00~15:00
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<講師プロフィール>
短大までバドミントン競技に取り組む。
栄養士養成校の短大を卒業後、保育園・委託給食・病院等を経てフリーランスとなる。
現在は、バドミントン競技をメインに、柔道や体操競技などサポートしている。
競技をしている時はスポーツ栄養を知らず、社会人になって「スポーツ栄養」を知り、自分が競技をしていた時に知っていれば違う結果だったかもしれない。
そのような思いから、現在はアスリートに栄養の大切さを伝えながらサポート活動を行っている。