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リカバリーに必要な糖質

早期リカバリーには「タイミング」を重視

 

高強度運動が連日続いたり、連戦でリカバリー期間が短い場合の栄養補給は

 

タイミング=できるだけ早く

 

が重要になります。

 

 

具体的にはどういった食品をとったらいいのか?

 

運動直後のリカバリーのための補給は、糖質の吸収スピードを重視しましょう。

 

おすすめは、高GI食品です。

出典:(田口素子,樋口満) 体育・スポーツ指導者と学生のためのスポーツ栄養学 市村出版 2014  p52

 

 

ただ、運動直後=練習場で食べることになるので、

 

・持ち運びができること

 

・衛生上問題がない(保存状態)

 

・食べやすいこと

 

も考慮して準備しましょう。

 

 

 


 

時間があれば「量」

 

早く回復したければタイミングですが、時間があれば「量」が重要になります。

 

 

糖質はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に貯蔵することができますが、貯蔵量は限られているため、

 

日々の食事からしっかりと糖質を摂取し補充すること

 

が、筋グリコーゲンの回復、つまり疲労回復(リカバリー)につながります。

 

 

 

しかし、ここで気をつけたいのが、

 

「練習前に糖質が不足」している場合です。

 

 

体内の代謝物から一部は合成することができますが、合成材料が足りなければグリコーゲンも作れず回復が遅れてしまいます。

 

 

こうした状況に拍車をかけるのが

 

・朝ごはんの糖質量が少ない

 

・1日の糖質摂取量が少ない

 

こうした状況にならないように、1日で必要な糖質量がとれているか?も確認してみてください。

1日の糖質目安量はこちらから

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