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長島著者の論文が「体力科学」へ掲載されました

長島著者の論文が「体力科学」へ掲載されました!

 

「大学生アスリートにおける尿フェリチン値による鉄欠乏の非侵襲的スクリーニングの可能性」

(体力科学 2022 年 71 巻 5 号 p. 455-461)

論文はこちらより

 

長島コメント

 

大学院生だったころ、サポートスタッフだった自転車部の血液検査結果を大学保健管理センターの内科医(のちの指導教員)に見ていただくために持っていき、ドクターの見解を伺い、対応するべく動くことが私の役割でした。

KAGO食を起業してから大学の外を見てみると、コンディション管理に血液検査が利用される事は一般的ではないことに気づき、ただ、成長期の運動部活動生こそ必要だ!と感じ、知人に紹介していただいたドクターにお話しをしたところ共感いただき、アスリート健診がサービスとして形になりました。

現在アスリート健診実施から早6年。

思っていた以上に、種目に関わらず鉄不足の選手が多い現実を目の当たりにしました。

一方で、(病気でもないのに)血液検査のために病院に行く時間がない選手が多い事も分かりました。

そこで、アスリート健診を自宅でできる「アスリート健診自己採血キット」を製造委託し、販売しました(※現在は販売終了)。

そこで出てきた次なる課題は「痛み」でした。

痛みを伴わず、鉄欠乏を把握できないか。と考えていたところ、ファンケルさんの尿でフェリチンを測定する技術に出会い、今回の研究が実現しました。

 

尿でフェリチンが分かれば、より手軽に、より気軽に鉄不足の状態が把握できるため、弊社が特に力を入れているジュニア選手のコンディション管理にも役立つものと考えます。

 

今後も研究、実践に取り組んでいきます。

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