2023.06.07
生化学検査=血液検査は、
病気になった時、もしくは健康診断で1度は実施された事があると思います。
そのため、一般的なイメージとして
「悪いところのチェック」の印象が
強いのではないかと思います。
アスリートが血液検査を行う場合、「悪いところのチェック」以外にも
ケガの予防、トレーニングの影響、そして栄養状態の把握など、
選手がより良い状態でトレーニングを行い、
パフォーマンスを高めていくための情報が満載なので、
単なるメディカルチェックで終わるのはもったいないのです。
また、明日は健康診断だから禁酒!!
という経験があるかたもいらっしゃるかもしれませんが、
何を知りたいかにより実施するタイミングもとても重要です。
今回は、エビデンスを基に
・栄養アセスメントと生化学検査
・エネルギー不足に関するマーカー
・貧血に関するマーカー
・その他EPA等栄養に関するマーカー
に加え、生化学検査の限界について一緒に考えていきます。
当然、血液データはドクターとの連携が必須です。
他、多職種連携のみならず、
データをより多角的に活用するため、
栄養士はもちろん、選手を支える様々な職種の方に
ぜひご参加いただきたいです。
多職種のご参加を、お待ちしております。
月岡 美由紀氏
管理栄養士/IOC Diploma in Sports Nutrition取得
スポーツ栄養士、管理栄養士、栄養士、スポーツ栄養に興味がある方
オンライン(ZOOMを使用します)
2,500円
① 6月15日(木)20:00~21:00
② 6月18日(日)14:00~15:00
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<講師紹介>
高校時代に野球好きが高じて栄養士を志し、2008年に栄養士免許取得後、スポーツチーム寮、保育所での実務経験を経て、2011年に管理栄養士免許を取得。ボランティアでスポーツ栄養活動を行いながら、病院・保健センター等で栄養指導・栄養教育の経験を積む。
スポーツ栄養を本格的に学べる場所を探す中、国際オリンピック委員会のスポーツ栄養コースの存在を知り、まずは英語力を鍛えに、2015年から一年間オーストラリアへ。帰国後、2017年に念願の国際オリンピック委員会のスポーツ栄養コース受講を開始。日進月歩するスポーツ栄養の研究に基づいたスポーツ栄養の基礎・実践と、この勉強に終わりはなく、スポーツ栄養に関わる限り、文献を探して読み続けることの必要性を学ぶ。二年間のオンラインコースを無事に終了し、2019年4月にIOC Diploma in Sports Nutrition取得。勉強したことを世の中へ生かすため、「スポーツ栄養相談所 コモコメ」に着手する。
これまでに、野球、ボート、競艇、水泳など幅広いアスリートをサポート。
国際的なスポーツ栄養コースで勉強したことを生かし、日本のスポーツ栄養にもっと最新のエビデンスが広がるよう、Facebookグループ「スポーツ栄養士の図書館」及び有料オンラインコミュニティ「スポーツ栄養LOUNGE」を運営中。