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こども未来輝プロジェクト第1回開催レポート

お医者さんは、治療のプロである。

 

当たり前の事言ってすみません。代表の長島です。

 

1月29日、

「こども未来輝プロジェクト」と題して企画した

オンライン講演会の第一弾を開催。

 

内科医である山本佳奈先生に

”スポーツ貧血“

に関するご講演をいただきました。

 

お話を聞いて感じたのは、

お医者さんは治療のプロである

という事です。

 

 

治療とは“ 病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為”です。

 

貧血と診断された時点で「病気」であるため、ドクターはサプリメントではなく鉄剤を用いて治療を行います。

 

運動を行う、行わないに限らず「病気」と診断される状況に陥らないように、取り組む事が「予防」です。

 

 

時に、この予防と治療が混同されているなと感じることがあります。

 

例えば、

生徒が「貧血」という状況に陥っていながら「鉄剤」の使用に否定的な大人。

 

「予防」の段階で、食事にマイナス面が多いにも関わらず、とりあえず飲んでおけばいいというスタンスは教育的な視点でも間違ってはいないと思うのですが、「病気」になっている場合は真摯に治療に取り組まなければなりません。

 

 

振り返っていただきたいところは

なぜそのような状況に陥ってしまったか

という点です。

 

原因を検証し、改善していく事が、治療の後押しとなり繰り返しの発症を防ぎます。

 

 

山本先生もおっしゃっていましたが、

治療を始めて改善するには時間がかかります。

 

病気の状態でよいパフォーマンス発揮ができるわけがないので、

アスリートは「予防」の概念がより重要になってきます。

 

その時に、必要となるのが

「栄養」と「休養」

です。

 

「栄養」と聞くと鉄、ビタミンなど個別の栄養素をイメージしがちですが案外見落とされている部分がトータルのエネルギーです。

 

サプリメントをたくさん飲めばよいわけでもなく、

おかずをより食べればよいわけでもなく、

カギとなるのは「ご飯」「主食」

 

この考えは、予防だけでなく、治療がより順調に進んでいくためにも重要であり、ドクターと栄養士との連携がより必要な部分でもあると思います。

 

「採血(血液検査)は抵抗がある。」

これは、とてもよくわかります。

 

ただ、明らかに外から見て、明らかにパフォーマンスが低下している状況で血液検査をすると、治療が必要になる場合がほとんどです。

 

 

主観(感覚)の変化も貧血に関してはあまりあてになりません。

 

貧血の症状はジワジワくるので、どうしても感じ取れるだけの大きな変化がありません。。

だから怖いのです。

 

これまでKAGO食スポーツでアスリート健診を実施した選手でも、

気づいた時にはすでに治療が必要な状態…

という場合が多くあります。

 

 

では、

ジュニア期にはどのように栄養の不足を把握することができるのか。

 

そのヒントとなるのが第2弾です!

 

馬見塚先生は整形外科のドクターであり、全国でも珍しい野球の監督経験をお持ちで、コーチングにも精通されているドクターです。

つまり、治療はもちろん予防の部分にも注力され、日頃より取り組まれています。

 

私は数年前、そんな馬見塚先生のお話が聞きたくて、イベントで先生のお名前を見つけた際には迷わず東京に行っていました!

 

保護者はもちろんジュニア期(特に少年団~中学生)の指導者の方は必見です!!

詳細及びお申込はこちらをご確認ください。

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